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電気自動車は蓄電池の代わりになる?燃料費や蓄電容量を比較
2023年12月1日(金)
  • 【ZEH】

未来のスタンダードな住まいとなる「ZEH」とともに、これからは電気自動車の時代がやってきます。今回は太陽光発電システムと同じ、蓄電機能のある電気自動車を「大容量蓄電池」として使ってしまおうという提案です。

 

電気自動車は蓄電池の代わりになる?

電気自動車が蓄電池の代わりになるのか、ガソリン車を維持する燃料費と、家庭用蓄電池とのスペックを比較してみましょう。

電気自動車とガソリン車の燃料費を比較

ガソリン車と電気自動車のエネルギーコストはどれだけ差が出るのか比較してみましょう。1年間の走行距離を12,000kmとし、各数字は最新の値を使用しています。

 

電気自動車にすることで年間約9万円弱も節約できてしまいます。しかも、使用する全ての電気を購入した場合の計算ですから、太陽光発電で自家発電した電気を使用する場合はさらにコストは安くなります。

家庭用蓄電池と電気自動車ならどっちがお得?

家庭用蓄電池は、大体4kWh~12kWhの容量で60万円~200万円ほど費用がかかります。一方、電気自動車の蓄電容量は、日産「リーフ」で40kWh、費用300万円〜400万円です。ガソリン車と容量の少ない家庭用蓄電池を購入するよりも、大容量の蓄電機能を備えた電気自動車とV2Hの購入をおすすめします。

V2Hとは

Vehicle to Homeの略称で電気自動車の充電だけでなく、電気自動車から家庭への給電も可能とします。そのためV2Hを導入すれば、大容量の電気自動車のバッテリーを家庭の蓄電池として利用することが可能です。

 

電気自動車とV2Hの補助金制度

政府は「グリーン成長戦略」を着実に推進すべく、今年度は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の予算額を拡充しました。

 

電気自動車購入補助単価は上限額を大幅に引上げ、さらに踏み込んだ措置として「V2H」導入補助金を新たに加えたのです。その上限額はなんと75万円。電気自動車をよりお得に使える環境が整ってきています。 以下は電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車等の導入補助事業の詳細です。

 

まとめ

アイレストホームが建てる家は、エアリード標準で「ZEH」基準をクリアしています。今年度から始まった「こどもみらい住宅支援事業」を利用すればより多くの方に「ZEH」住宅のメリットを感じていただけるはずです。

 

太陽光発電システムや蓄電池においては様々な選択肢があるため、ぜひ一度ご相談ください。それぞれのマイホーム計画に合わせた最適解を一緒に見つけていきましょう。

 

記事監修代表取締役社長
旦壮之助

広島のハウスメーカーとして 「人と地球に優しい 家づくり」 を通じて、 大切な家族と過ごす空間づ くりを提案。 2022年にはUa値 0.25を達成し、 高断熱・高気密や省エネルギーな住宅づくりにも 注力している。

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