静穏に佇む平家

桜に囲まれた敷地を生かす、大開口リビングと屋根付きのウッドデッキ

敷地と周辺に桜の木がたくさん生えているこの場所を大いに気に入ったNさんは、アイレストホームに家づくりを相談し、焼杉のエアリードで平屋の家を建てることに決めた。設計の中心は、居ながらに桜を愛でることのできるリビングと、大勢で集まれる屋根付きのウッドデッキだ。リビングの掃き出し窓の前には縁側が延び、ウッドデッキと大きな一枚屋根でつながっている。お花見はもちろんのこと、雨や強い日差しを気にせずに、バーベキューなどを楽しめる特等席だ。「標準で窓に樹脂サッシが施工されるので、冬場もエアコン1台で十分暖か。漆喰の塗り壁の雰囲気がとても良く、木の薫りが漂って気持ちがいい」と喜ばれていた。

玄関を配置した北側の外観。黒を基調にシックなトーンでまとめられ、レッドシダー張りにした玄関部分の壁がおしゃれなアクセントに。整然と並ぶ小窓がモダンな雰囲気を添える。

L字型につながる縁側とウッドデッキ。厳島神社の能舞台のごとく、ウッドデッキが前方に大きくせり出し、外観に奥行感を与えている。

リビング・ダイニングの上部は、ぐっと高さをかさ上げした勾配天井に。大きな梁が真っ白な漆喰の壁と鮮やかなコントラストを見せ、開放感たっぷりの爽快な空間となっている。

幻の漆喰の塗り方はいくつか選択することができる。こてを使った模様づけは、経験豊富な職人にしかできない見事な美しさだ。

床材はうづくりの表面が足裏にも心地よい、焼杉の音響熟成木材。冬でも木のぬくもりが感じられ、熱を蓄える性質もある。

主寝室は、より落ち着いた雰囲気となるよう、勾配天井部分も焼杉の板張りに。

リビングの隣には和室をレイアウト。客間として設けられたもので、遊びにやってきた友人などの宿泊場所として活用される。

元は造園業者所有の土地だったというこの場所。わが家からお花見が楽しめるという絶好の敷地条件を生かして、プランニングはリビングの向きや位置決めからスタート。南向きの屋根には太陽光発電パネルを搭載している。