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Vol.4 地球と家計にやさしいエコロジー&エコノミーな住まい(1)

 住まいの研究室の第六回目のテーマは「エコロジー&エコノミー」。
自然の力を上手に取りこむパッシブ設計と太陽光発電による創エネルギーを組み合わせ、地球にも家計にもやさしい暮らしを実現するゼロ・エネルギーハウスを紹介します。案内してくれるのは、春日野展示場の江川店長です。

春日野住宅展示場14-19 木造軸組パネル工法

 屋根裏まで続く吹き抜けの大空間。開放感いっぱいの心地よいリビングが、このモデルハウスの魅力を象徴する特等席です。夏には爽やかな涼風が駈けぬけ、冬には暖かい光をいっぱい室内に引き入れる。自然と共生しながら、一年を通して快適な空間を創り出すのが、アイレストホームが提案するエアリードの未来形「ORINAS(オリナス)」です。

 宮崎県産の飫肥杉(おびすぎ)を常温熟成庫の中でクラシック音楽を聴かせながらゆっくり乾燥させた《音響熟成木材》を床材に。

壁には室内の化学物質を吸着・分解する《幻の漆喰》を採用。塗料やワックスなど化学物質を使わず、自然素材が本来持っている力を存分に取り入れ、住むほどに家族が健康になるエアリード。

ORINASは、このエアリードを基本ベースにパッシブ設計を組みあわせ、さらに健康志向を進化させたものです。

 パッシブ設計は、間取りや窓の配置など、建物の構造を工夫することで、太陽の光や熱、風など自然の力を上手に生かしながら、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を作り出すもの。

例えば軒や庇を造り、夏の熱い日差しを遮り、冬は逆にたくさん取りこむことで部屋を暖める。これは古くから日本家屋の特徴とされていますが、高温多湿の夏と寒い冬が訪れる四季のある日本では理にかなっている様式と言えます。四季があるからこそ磨かれてきた住まいづくりの知恵に学び、今の様式とうまく組み合わせることで、一年を通じて快適な暮らしができる家づくりができます。

このモデルハウスでは、そんなパッシブ設計の優れた思想がふんだんに盛り込まれていて、光や風が上手にコントロールされています。それでは具体的に見ていきましょう。

夏場でもあまりエアコンに頼ることなく、快適に過ごす事ができます。

そして冬は暖かい太陽の光を十分に取り込む工夫がいっぱいです。

低い高さから差し込む冬の日差しを南面の大きな窓からふんだんに取り込み、室内の空気を暖めます。

保温性と蓄熱性に優れた床材の音響熟成木材が日差しの熱をしっかり蓄えます。日没後もとても心地のよい暖かさが足下から伝わってきます。

アルミ樹脂複合サッシ
アルミと樹脂を一体化させた複合構造で高い断熱性を発揮するサッシを使用。家全体の高い断熱性とともに、室内の暖かさが外に逃げるのを最小限に抑えます。

このように太陽の光と熱を取りこむことで、日だまりにいるような心地よい空間が生まれます。

「軒が深いと暗くなるのでは」と思われる方が多いのですが、冬は低い位置から光が差し込むため、暗くなることはありません。大きな吹き抜けに大きな窓を配していますので、とても明るい空間を作ってくれます。

 パッシブ設計を取り入れたORINASの特徴は外観にも。

 南側の大きな窓は洗練された明るいイメージをつくり、天窓や地窓がアクセントとなってNewモダンな雰囲気を醸し出しています。

 また、外観について、軒や庇などをつけることで、どちらかというと和風テイストになりがちですが、吹き抜けを取り入れたり、外壁のデザインによって、洋風スタイルにも展開でき、住む人の個性やニーズに合わすことができます。
ORINASの表情豊かなフォルムは、暮らしに彩りを添えてくれるはずです。

自然の力を十分に生かしたエコロジーな生活。とてもうれしいですね。
では、「エコノミー」はどうでしょう。お話は後編に続きます。

次回は、「創エネで光熱費を黒字化に! ゼロ・エネルギーハウスに注目」です。