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Vol.1 居心地の良いLDK - リビングダイニング - を考える(1)

 住まいの研究室の第一回目のテーマは「LDK」。 大切な家族が集まり、またお客さまも迎え入れるLDKだからこそ、家の中で一番居心地の良いスペースにしたいと思いませんか。今回は、こころ展示場に完成したモデルハウスを例に設計担当者と一緒に、我が家の特等席LDKについて考えましょう。

こころ住宅展示場G15-13 木造軸組パネル工法

 このモデルハウスは、「コミュニケーションを大切にする家族のために」をテーマにプランニングされた2階建て4LDKです。

 何と言っても一番の特徴は、リビングとダイニング、そしてキッチンが一体となったこの広々空間です。19.8帖の広さですから、もう開放感いっぱいです。
また、2階へと続くリビングイン階段と吹き抜け、そしてリビング南側にはウッドデッキも設けて、とても気持ちの良い空間に仕上がっていると思います。

 実は、キッチンの前にリビング、そして横にダイニングを配置するレイアウトが、今人気を集めています。モデルハウスでこの間取りをご覧になったお客さまがとても気に入られて、採用いただくケースが多いんです。

 35坪前後の家の場合、18〜20帖をLDKに使い、他に和室をつくり、水廻りを近くに、というご要望をうまくまとめるとこのカタチになるんです。

 プランをご提案する側としては、居心地の良いリビング=日当たりの良いリビング。庭に面して大きな窓をとり、明るくなるように工夫します。また、リビングはお客さまをお招きする場所でもありますから、空間が広く見えるように考えます。

 お客さまから「リビング自体の広さはどのくらいがいいんですか」と聞かれることも多いのですが、広さだけをいうと、やはり少なくとも8帖から10帖はほしいところです。テレビ台やソファ、ダイニングテーブル、そして人が通るスペースを考えるとそのくらいの広さがほしいと思います。

 最近のトレンドとして、2階へ上がる階段の途中に書斎スペースを設ける「スキップフロア」も、希望されるお客さまが増えています。

 吹き抜けの空間の中でスキップフロアがアクセントになる遊び心いっぱいのプランです。
ここで家族の気配を感じながら本を読んだり、パソコンでネットサーフィンをしたりと、くつろぎのスペースの一つとして、十分機能します。
下に収納スペースを設けることで収納量もアップします。

 またリビングイン階段にすると、子供が玄関から帰ってきて自分の部屋へ行くために必ずリビングを通りますから、子供の顔を見てしっかりとコミュニケーションを取りやすくなる、という理由で採用される方が増えています。

 同時に階段につながる廊下のスペースを取る必要が無くなりますので、リビングを広く取りやすいという点もメリットです。

 吹き抜けに関しては好き嫌いが分かれるところですが、「吹き抜けはちょっと」とおっしゃられる方の理由は、熱が逃げてしまい、光熱費がかかりすぎるのでは、という心配からのようです。
でも、今は高気密・高断熱が当たり前ですので、吹き抜けだから寒くて熱効率が悪いということはありません。吹き抜けが寒いというのは昔のイメージが残っているためです。
吹き抜けの良いところは、何と言っても開放感。気持ちの良さは格別なものがあります。一度検討されてはどうでしょうか。

 ところで、和室は絶対にほしい!という方も多いようです。
リビングの隣に和室を配し、大きく開口をとることで、ひと続きの空間として使うことが出来ます。よりひろびろと開放感溢れる空間になりますね。

 若いご夫婦にとっては、和室は意外と便利な空間となります。子どもが出来ると特に大活躍します。子どもを遊ばせたりお昼寝させたり、また、ご両親が遊びにこれらたときの寝室にも早変わりして、重宝します。

 さて、このモデルハウスはエアリード仕様となっています。床に音響熟成木材を敷き詰めますが、この雰囲気に合わせて、テレビ台やテーブルも同じ素材でつくりたいとおっしゃる方も少なくありません。
既製品ではなかなか統一感が出しづらいと思われた時は、同じ素材でつくられることも検討されてはどうでしょうか。空間に統一感がでますよ。

次回は、LDKを考える後編、キッチンをみていきましょう。

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