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健康住宅コラム No.1 音響熟成木材編

Q.森林の中にいると清々しいのはどうして?

古くから森林、特に杉やひのきなどの針葉樹林の木から出る香りには気分を落着かせる効果があることが知られていましたが、近年ではさらに注目度が高まり、森林浴や木の効果の研究が進み、医薬学分野での利用が検討されるようになりました。ある調査によると、杉の木に含まれる「セドロール」という成分は極めて香りが弱く、嗜好性も低いにも関わらずこの香りを嗅ぐことにより呼吸数の減少、血圧の低下、脳波のα波の増加が観察されました。このような沈静作用を利用して生体リズムへ働きかけることがわかっています。香りがほとんどないのに、体をリラックスさせる効果がある「セドロール」。音響熟成杉はこの「セドロール」をふんだんに含んだ私たちを元気にしてくれる木です。

森の中にいるとくつろげるのは、ちゃんと理由が実証されているんだな〜!!
 
Q.音響熟成木材ってなぁに?

常温熟成庫でクラシック音楽を聴かせ、熟成乾燥させた飫肥杉(国産)で、細胞が破壊されることなく、木材の持つ油分やエキスがそのまま残ることで、保湿・保温・防菌作用を持ち合わせています。 木が持つ本来の力を生かすことで、本物の自然素材を創り出し、様々な効果・効能を生み出すことを可能にした、それが「音響熟成木材」です。
 
  • 本物の天然木が「心と身体」を癒します。
    杉の香り成分「セドロール」が精神をリラックスさせ、ストレスを解消してくれます。
  • 浮づくり床で足裏のツボを刺激します。
    偏平足にも効果があると言われています。また抜群の保温力で足元が暖かく冷え性の方にも心地よく一年中素足で快適に過ごせます。
  • 免疫力、自然治癒力を高めます。
    音響熟成杉に触れることで、免疫力を高める物質「免疫グロブリンA」が増え、風邪などを予防します。

コラム 杉の机で免疫力アップ 小国町の中学で九大研究室実証 

スチールと合板製のいすや机より、杉材を使ったいすや机で勉強する方が生体を守る免疫の活動が活発になることが、九州大が中学生を対象とした実験で分かった。杉材の香りや手ざわりが、体内の免疫物質を増加させるためとみられ、風邪などをひきにくくなることも期待できる。あらためて学校教育の現場で木材の活用が注目されそうだ。

実験は、九州大芸術工学研究院の綿貫茂喜教授の研究室が昨年十一月から行った。小国杉の産地・熊本県小国町の町立小国中学校一年生(九十八人)を、(1)新品の小国杉のいすと机を使う(2)新品のスチール・合板製のいすと机を使う(3)これまで使っていたスチール・合板製のいすと机を使うの三グループに分け、定期的に生徒全員の血圧や脈拍、体温のほか、生体を守るための免疫物質「免疫グロブリンA」のだ液中量の変化などを調べた。

その結果、血圧、脈拍、体温には三グループの生徒にはほとんど変化が見られなかったのに対し、だ液中の免疫グロブリンAの量は机といすの材質で大きく変化。小国杉のいすと机を使ったグループは、実験開始前に比べ、免疫グロブリンAの量が、開始後九十日目には37%増加。その一方で、スチール、合板製を使ったグループは、同じく九十日目、それぞれ1.7%、4.4%の増加にとどまった。

免疫グロブリンAは、細菌毒素やウイルスに対して生体を守るための第一次防御を担っている。綿貫教授は「杉材の机といすは生徒の免疫活動を高めることが実証できた」と話している。

平成17年3月17日 西日本新聞より
 
(最終更新日: 2012年5月16日)