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「時代とともに家にも流行が」〜(3)パッシブ設計

 

 前回、家の間取りと仕様をパソコンに入力すると、その家で使うエネルギー量をあっという間に
シュミレーションできるようになったことをお話ししました。
車でいう「燃費」にあたるものですが、家で使うエネルギー量は、ギガジュールという単位で表されます。

1gの純粋な水の温度を、1気圧の下で1℃上げるのに必要な熱量 1cal=4.186J
となります。

1000J=1KJ(キロジュール)
1000KJ=1MJ(メガジュール)
1000MJ=1GJ(ギガジュール)

となります。

測定方法は、また機会を見てご紹介します。

 さて、この技術進歩に伴い、今まで以上に明確に省エネで地球温暖化を防ごうという流れができてきます。
単にハードだけでなく、ソフト面でもエコをめざすことになってきました。

それが、今の家づくりの最新トレンドともいえる「パッシブ設計」です。


パッシブ設計

 パッシブ設計というのは、自然が持つエネルギーをうまく暮らしの中に取り込み、利用していこうと
言う考えです。つまり、寒い冬の時期は、日中の日差しを室内にたくさん取り入れ、部屋の空気を暖め
夜は窓を閉め切って逃さない様にしてやる。
夏はその逆で、直射日光を遮り、部屋の空気が熱くなることを防ぎます。あわせて、南側に吹き抜けを
配し、風の通り道を作ることで室温の上昇を抑え、オーバーヒートを防ぎます。
■冬 ■夏

 そうすることによって、冷暖房などにかかるエネルギーを押さえ、ひいてはエコロジー、また地球
温暖化防止へとつながります。

 ただ、自然エネルギーをうまく取り込めたとしても、そもそもの断熱が悪いと、すぐ寒くなるなど
効果が半減します。ここで「高気密・高断熱」と言う設備が生きてきます。冬は室内の暖かい温度を
外に逃がさない。夏は、屋根下断熱などで外の温度を遮断する。これが大切となります。

つまり、単に「高気密・高断熱」というだけでなく、自然エネルギーを取り込むパッシブ設計を取り
込んでいこうというのが今の主流です。

パッシブ設計について、「こだわりの設計プランニング」にてご紹介しています。
どうぞそちらもお読みください。

<続く>
  「時代とともに家にも流行が」〜(2)省エネ住宅 「時代とともに家にも流行が」〜(4)ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)  
(最終更新日: 2012年12月6日)