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健康で長生きする家を考えよう(2)躯体内結露は恐ろしい「家の病気」



http://www.irest.jp/objects/column/16/1367046513.jpg?2013042716i1367046565 できれば家の寿命は長くあってほしいもの。いや、長くなければ「家は一生の財産」などと、とうてい言うことはできません。
では、どうすれば家の寿命を長く伸ばすことが出来るのでしょうか。丈夫で長生き、そのための家の健康について考えてみましょう。


 寿命の長い家をつくる。また家を長持ちさせるためのポイントは、何と言っても「結露(湿気)対策」です。
結露(湿気)による弊害は、カビやダニが大量に発生することで、いろいろなアレルギー疾患の一因になるなど、
住む人の健康を脅かす要因となります。またそれと同時に「家」の健康をも蝕む大変やっかいなものです。


http://www.irest.jp/objects/column/17/1367069910.jpg?2013042722i1367069910  冷たい飲み物をコップに注ぐと、コップに水滴がついたり、寒い冬の日に部屋の中をポカポカと暖めると窓ガラスが曇ったりします。これが結露ですが、この現象は身の回りでよく見受けられる光景ですよね。

 では、結露はどうして発生するのでしょうか。
空気は、温度が高い時には水蒸気をたくさん抱えることが出来ますが、温度が下がると、少しの水蒸気しか抱えられません。つまり、水蒸気をたくさん含んだ空気が冷やされると、中に含んだ水蒸気を抱えきれず、それが水(水滴)に戻ってしまうわけです。

 このように結露は温度差のあるところで発生します。室内の暖かい(且つ湿気をたくさん含んだ)空気が、
外気で冷やされた窓ガラスにふれて水滴に変わるわけです。これを放っておくと、クロスが剥がれたり、
壁にカビが生えたりしますので、きちんと拭き取ることが大切です。

 でも、結露は普段目にするところばかりに発生するとは限りません。例えば家の壁も内側と外側の空気に
面している場所です。結露で窓がびしょびしょになるくらい濡れていることがありますが、それと同じことが、
壁の中でも起こっているとしたら・・・・とても考えたくない状況です。


http://www.irest.jp/objects/column/17/1367070299.jpg?2013042722i1367070299

 窓ガラスの水滴や曇りを表面結露といいますが、家の壁の中や屋根裏、また床下など、普段目にすることが
ないところに発生してしまう結露を躯体内結露(内部結露)といって、これが水漏れや雨漏りと変わらない
くらい、家の寿命を縮める最大の原因となってしまいます。

 見えないところで発生する躯体内結露は、柱や土台、梁など、家にとって要となる構造材を腐らせてしまったり、
シロアリの被害を受けるなど、とても深刻な問題を引き起こし、「危険な家」となってしまいます。
躯体内結露は、とても恐ろしい「家の病気」なのです。

次回は結露ができるプロセスについてお話しします。




  健康で長生きする家を考えよう(1)日本の家は短命!って本当? 健康で長生きする家を考えよう(3)躯体内結露ができるプロセス  
(最終更新日: 2013年5月9日)