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木づくりは、地球の健康づくり(1) 構造によって大きく違うCO2排出量

http://www.irest.jp/objects/column/13/1361349429.jpg?2013022017i1361349507  私たちアイレストホームでは、「木のぬくもりを感じる木づくりの家」にこだわり、「家族の健康」「住まいの健康」そして「地球の健康」の3つの健康に視点をおいたマイホームづくりに取り組んでいます。

 今回は、「地球の健康を考えると、やっぱり木造住宅が一番!」というお話をしたいと思います。というのも、木づくりの家は地球の温暖化防止に大きく貢献しているのです。


 環境省が発表した2011年度の温室効果ガス排出量は13億700万トン。
京都議定書の規定による基準年(1990年)と比較して3.6%(4,600 万トン)も増加しており、
「2012年までに-6%削減」という目標の達成がとても難しい現状となっています。


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 排出量が増えた理由として、東日本大震災の影響で火力発電の稼働が増えたことがあげられ
ますが、全体としては産業界での省CO2への取り組みが進んでいる反面、電化製品の大型化や
保有台数の増加より、家庭部門での排出量が年々増加していることが大きいとされています。
実際に1990年と比較して家庭部門では何と48%も増えてしまっています。


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温室効果ガスの削減が世界的に求められる中、わが国では家庭部門におけるCO2削減が急務と
いえます。

 この家庭部門で、いかにCO2を削減していくか。これにはイニシャル(建築時)と
ランニング(生活時)の二つの面から考える必要がありますが、まずは建設時における温室効果
ガスの放出量をみると、「木造」「鉄骨プレハブ」「鉄筋コンクリート住宅」のうち、表の
ように木造が圧倒的に少ないことが分かります。


建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)による
住宅1 棟を建設する際の構法別製造時二酸化炭素排出量(kg-CO2)

木造       33.6 CO2トン
鉄骨プレハブ   56.8 CO2トン
鉄筋コンクリート 63.5 CO2トン


(床面積125.86 ㎡)
ウッドマイルズ研究会 2008/3/1
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 木造住宅を建てる際に発生するCO2の量は、RC造や鉄骨造のおよそ半分。
ここ数年、長期優良住宅、公共建築物木材利用促進法など、木造建築物を促進させる政策が次々と
打たれるのは、こういう理由があったわけですね。




 【2010 年度からのエネルギー起源二酸化炭素(CO2)の増減の内訳】

○ 産業部門(工場等):100 万トン(0.2%)減
  ・ 東日本大震災などによる生産量の減少に伴い製造業からの排出量が減少。

○ 運輸部門(自動車等):200 万トン(0.8%)減
  ・ 自家用乗用車及び貨物自動車・トラックからの排出量が減少。

○ 業務その他部門(商業・サービス・事業所等):3,050 万トン(14.0%)増
  ・ 電力排出原単位の悪化等により、電力消費に伴う排出量などが増加。

○ 家庭部門:1,670 万トン(9.7%)増
  ・ 節電効果等により電力消費が減少する一方、電力排出原単位の悪化により、
   電力消費に伴う排出量などが増加。

○ エネルギー転換部門(発電所等):490 万トン(6.1%)増
  ・ 電力排出原単位の悪化により、送配電損失に伴う排出量の増加等による。




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(最終更新日: 2013年2月28日)